2018.2.14

先週はよく人と会ってて久々に3日連続たらふくお酒を飲んだりしたせいか身体にガタがきて風邪をひいた。昨日はずっと鼻水が止まらなくて食べてるものの味もわからなくてお腹が減ってご飯を食べても味がわからないのはなんてこんなに悲しいんだと思い絶対に将来鼻だけは守ろうと思った。いつも飲んでるサプリ2種類に風邪薬が追加。いちにち11粒の人工的栄養素と薬品を飲んでわたしは立派な薬漬け。

きょーは朝から面接があった。転職活動始めて2つ目。今回も大手だけど前回よりも相当リラックスして受けられた。手応えを感じることができたのは成長であると思える。言い方ひとつ変えるだけで受け取り方とか話の展開の仕方とか結構変わるもんだな。お昼前に面接が終わって竹橋から神保町まで歩いてガヴィアルのカレーを食べた。エチオピアでもよかったけれどちょうどツイッターで最近よく見てるグルメ情報の人が紹介してて。濃いめの欧風カレーとじゃがバターの組み合わせ、良さしかなかった。店主のおじさんも忙しそうだったけど紳士風でよかったな。しっかり食べたのでそのまま秋葉原まで歩いた。三省堂でふせでぃさんと最果タヒさんの新刊を買いたかったけれど見つけられなかった。ネット住人はこれだからダメなんだろうな。アキバのブックオフに寄っていろいろ欲しい漫画を見つけたけれどわたしの中のエンジェルが「これ以上漫画を増やしてもどこに置くの?」「ここは我慢してお金貯めて引っ越ししたらまた買いに来れば?」って囁いてくれたおかげでスルーして出口へ向かうことができた。ついでにヨドバシにも寄ったけれど買うものはなく1階を後にした。将来はお茶の水の2DKにひとりで住みたいとかつぎ住むなら絶対に阿佐ヶ谷とか言ってるけれど風景としていちばん落ち着くのは慣れ親しんだ平日の民度の低さに笑えてくるようなこの街なのかもしれない。

きょーはバレンタインなので改札のところのマネケンでチョコレートのワッフルとプレーンのワッフルを買って帰った。これくらいの商品を買うとき、ドーナツとかもそうなんだけどひとつじゃ申し訳ないから得に欲しいのなくてももうひとつ買ってしまう癖はどこでついてしまったんだろう。

バレンタイン、中高女子校出身者としてはあの6年間で前世・現世・来世分モテたし片思いの女の子がうんと緊張しながら好きな男の子にあげる手作りのチョコレート以外はいつもありがとうのフランクな気持ちで渡せる友チョコの方が市場も動いてお似合いだと思ってて、カップル同士の想定されたチョコは愛のファッションでしかないなんて論じてたときもあったけれどやっぱり女の子にとっては特別な日だと思う。ちょうど去年の今頃、3回目に渡したバレンタインの手作りお菓子とあの子が大好きなわたしの作った肉じゃが。渡すときにはやっぱり言えなくてでも伝えなくちゃと思って地元の駅に着いてから電話で人生で初めての告白をしてからもう1年経ったね。びっくりされて、玉砕で、でもそのあと朝まで電話してたね。それからは結構キツかったけれどね。今年はあの子にはなんも連絡をしなかった。また肉じゃが作ってもいーかななんて思ったりもしたけれど。去年は次の日に味が薄いってわざわざ連絡来たっけ。あの子の神様の曲をかけながら作って、タイトルにスウィートなんて入ってる曲。仕事から帰ってきて23時過ぎからおかし作りを初めて染み込むはずなんかなかった肉じゃがの味。あの子の神様はあの子には振り向いて、だけどやっぱらりわたしには振り向いてくれなかった。

今年は先週あった男友達にひとつ渡して、あとは女の子の友達3人に渡した。手作りはもう好きな人にしかあげないつもり、なんてこんな歳でね。中学生のときにいっぱいもらったチョコレート、溶かしてまた形を作る意味なんてわからなかったけれどあのちょっとおうちのにおいのするパリパリの固いチョコの味が大好きだったんだ。