2017/5/1

死にたい案件を引っ張ったまま逃げるようにひとり旅に出かけた。始めてのひとり旅。行き先は西へ。楽であった。非常に楽であった。夜行バスは思ってたよりも全然不快で寝れなくて、それでもこれといった予定も入れないまま行ったから途中で仮眠を取ったり(お寺のベンチで)鴨川沿いでぼーっとしたり(これがいちばん好きだったかもしれない)自由きままでただただおいしいご飯と安らぎに日本人で良かったと心から思える旅であった。あのこの誕生日、あのこと知り合ったから始めてお祝いしない日になった。変に思われちゃったかな、気にしてないよね。旅先でも追いかけたあの子のバンドのライブはとても盛り上がっててすごく嬉しくてちょっと泣いた。間違ってないんだって感じちゃった。とくに話すことなくいつも通り終演後はすぐにライブハウスを後にした。帰りの新幹線で魔法使いが横にいた。優しい顔の魔法使いは宗教勧誘のおばさんだった。今日はあの子とラインした。旅先で全然しゃべれなかったからこれ以上気まずくなっちゃったらやだったけど結構シリアスな内容でもわたしのこと気にしてくれてるのわかるからうれしい。ラインの中では前みたいにじゃれあって喧嘩できるのになぁ。あの子に言われる他の男の人のかわいいほどいらないかわいいはない。しなんで、ってあの子がかわいくなったねって言ってくれたら全然死なないよ。なーんて。24歳最後の日。10代のわたしは20代前半をこんなにあっという間に終える未来を予測してなかったな。相変わらず音楽ばっかりでバカみたいなわたしです。けど強がったってなんだってこれがわたしなんだもの。宇宙の向こう側のわたしもきっと同じように寂しさ殺して生きてるんだもの。ねぇ、明日のわたしから。もっと強くなろうね。もっともっと強くなろうね。負けたくないけど頑固なのもやだよね。わたしはわたしでいいんだよって言ってあげたいよ。誰も認めてくれないならわたしがいちばんわたしを認めてあげる。f:id:ayacaa:20170501215304j:imagef:id:ayacaa:20170501215330j:imagef:id:ayacaa:20170501215348j:image