2017/9/20

 仕事に対してのすべてのやる気を失っている頭、脳、身体。全部自分が悪いのが分かってるからどうしようもなく情けなく自分のことが嫌いになる。なんでこんな子になっちゃったんだろう。好きな子の前ではちゃんとしてられるはずなのにちゃんとできない自分が悲しい。嫌われてるのわかってるから悲しい。みんながちゃんとできることがわたしにはちゃんとできなくて救いようがないこともわかってるから悲しい。逃げたい。わたしのことを誰も知らない場所へ逃げたい。週末はうちにあの人がやってきた。あの人がうちに来る未来なんて全く見えやしなかった。嬉しかった。わたしにはできない部屋の掃除をしてくれて嬉しかった。作ったシチューをおいしいって言ってくれて嬉しかった。肌の調子がいいねって普段は塗らないファンデーションを塗ったことに気づいてくれたのが嬉しかった。あの人が好きなフジファブリックの歌みたいに今年最後の花火を一緒にできたことが嬉しかった。夏はおわったと思った。すごく寂しくなった。すごく切なくなった。2日目の終電で帰っていくあの人が今日も一緒に寝る?って聞いてくれたことが嬉しかったけどあの人は次の日が早いから終電で帰らせた。この前、早朝の帰り道にあの人の家から駅までの距離でわたしから繋いでしまった手、全然握ってくれなくて触ったことを思いっきり後悔した手、終電へ送るわたしの家から駅までの帰り道、あの人から手つなぐ?って聞いてくれたことが嬉しかった。ねこを見つけて手を離してそのあとも繋いでくれたことが嬉しかった。あの人がホームのエスカレーターを上っていく見えないところまでずっと改札の外から手を振っていた。これで最後になるのかな〜なんて変にセンチメンタルで泣きながら帰ってそのまま眠ってしまっていた。たまらなくなって次の日、また来てくれるの?でスタートしてしまった朝のライン。次はまだ決めてないけれど日付を求めてくれるあの人であることが嬉しかった。確実にハマっているわたしのこと、どんな風に見てても求めてくれるのはわたし自身とわたしといる時間であってほしい。

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