2017/4/10

音楽も映画も本も漫画も人も好きになるものはどこか抜けてる、気張りすぎてない、抜け感のあるもの。わたし自身がちゃらんぽらんのこんちきしょーだからおんなじものに惹かれてしまうのか。ミスチルよりスピッツ宮崎あおいより蒼井優、ずっとそうだったもん今更ね。あの子のバンドはここ数ヶ月でいい感じに抜け感が出てきてMCとか雰囲気とかさ、すごくいいんだよって大きい声で言いたいけどもうこれ以上誰にも知られたくないなんて思っちゃうくらい大切な特別なバンドになっちゃったなぁ、宇宙の向こう側なんて届くに決まってるけどわたしが通信切って止めておきたいよ。今日はひさびさにラインした。あの子にとっての気の抜ける場所がわたしであったらいいな。とか。もしかしたらいろんな子とライン交換してやり取りしてるのかもしれないけど。愛媛の女とか?やだーー。手紙なんてさ、わたしがいくらだって書くのにな。わたしの方がもっともっと好きの気持ち込められるのに言葉に表せるのにライブの前に読みたくなるようないつでも持ち歩いてたくなるような、わたしの手紙きっと届かないけど渡さないけど。冗談めかしたラインだけがほんとの君に触れられてるって信じちゃうよ。京都までの交通費だって全然惜しくないよ、だって今までの人生いちばんの片思いに更けた24歳最後のライブが君のバンドであってほしいもの。そして25歳最初のライブが君のバンドであってほしいもの。あぁだめだやっぱりわたしには恋愛は向いてない。あの子のことばっかりで好きだってこと忘れる訳ないよ、いつだって片隅にいるんだもの。やめたくなったときにあの子の頑張り思い出したらやらなきゃってなるんだもの。目の前で大好きな音楽つくったひとたちが同じ時間と場所と空気の中で大好きな音楽を演奏してるあの興奮とか泣き出したくなるような感動とか好きなバンドが新しい曲を作ったり新譜を作ったりそういうののために生きてるよほんと。いつもありがとう。こんな歳になったって全然強くなれないや、もっともっともっともっと強くならないと。しっかりしないと。あの子に笑われちゃう。一生ついていくんだから、一生ついてこさせなきゃ。