2018/5/2

5月2日、いまは最寄りの駅で友達が来るのを待ってるんだけど駅に向かう途中のスーパーで26歳を迎えた。明日の朝ごはんの食パンと卵を買ってレジに向かう途中。はろーまいにゅーえいじ。まぁ今うちに向かって来てる友達、わたしはもう何回もあの子の家に行ってる友達はわたしの誕生日なんか知らないしわざわざ言うつもりもないんだけど。4月に買ったカネコアヤノの新譜に心から救われてる毎日です。昨日はタワレコのインストアで久々に話せてうれしかった。アヤノちゃんと会う度にお互い少女のままでいたいねって話をするのだけど最近は本当に思う。いつの日かアヤノちゃんが、「出会った頃はお互い少女みたいだったけどわたしも髪が伸びてあやかちゃんも前髪伸びたね、でもお互いずっと少女でいたいよね」って言ってくれてわたしは思わず「アヤノちゃんの曲、全部アヤノちゃんの曲に変わりないし絶対的に間違いないのだけどどうしても勝手にわたしの曲だって思っちゃうんだよ」って言ったら「うれしい、わたしもそうやって音楽を好きになるから」って言ってくれたそのやり取りをずっと宝物にしてるからねって数秒の中で話した。二度と戻って来るなよ25歳。わたしはいまとても前向きで、ちょっとはできないことも頑張ってやろうとしてるところ。

2018/3/25

素晴らしく春が訪れており気温、空気、におい全部でもって気分がいい。昨日は代官山へライブを観に行った。お昼のライブにうってつけの晴れ豆。せっかくなので少し早めに家を出て洒落込んで代官山ブランチに挑戦したものの周りも店員さんも外人さんだらけで緊張したし、頼んだサンドイッチがものすごく大きいのがふたつととんでもない量のハッシュドポテトが付いてきて驚愕したけれどありがたくひとりフードファイトでごちそうさまでした。隣のテーブルに目をやったらお洒落な白人カップルが同じようなサンドイッチをスマートにシェアしててなるほどと思った。ライブは壊れかけのテープレコーダーズ企画でビイドロと関口萌さんと壊れかれのスリーマン。久々に観たビイドロめっちゃくちゃ音がかっこよくて気持ちよくてあのギターに宇宙を感じた。関口さんは今月2回目。このまえはバンド体制だったから完全な弾き語りはすごく久々に観た。あの時間いつだって独り占めしたくなるんだよ、特別な歌うたいなんだ。壊れかけはお昼のイメージ皆無だったけれどそんなこと関係なくカオスでサイケでいかれてた。15時ごろライブが終わって目黒川まで歩いて今年最初の桜を見に行った。目黒川の桜は毎年見に行ってるけれど花の白さが際立っていてブーケみたいにまとまっている花が多い気がする。人が多かったけれど今年も綺麗だった。そのまま渋谷まで散歩をして服を見に行ったけれど欲しいものがなくてそのまま帰るのは惜しかったので初めて最寄りの駅でひとり飲みをしに行った。二件回って二件目はマスターとちょいちょい話せてごはんもおいしかったから良かったけれどひとりで二軒回って5000円ちょい払ってビール5杯飲んで体重増やしてるのであれば気になっていた夜のライブ観に行った方が良かったなと後悔した。帰ってそのまま寝ちゃって朝起きて反省。シャワーを浴びて部屋を掃除した。お昼は作り置きのポテトサラダと味噌汁だけにしてゴロゴロしてたら友達から夜のお花見の誘いが来て夜に昨日に引き続き中目黒に向かった。ライトアップしてる桜もやっぱりきれいで白い花びらがライトに照らされて透けて見えるのが良かった。桜のカクテルを片手に屋台のごはんを食べながら軽く散歩をして解散。明日も今週末も花見の予定があるのがうれしい。咲いているのが短い期間だからこそ良さがあるんだと思うし改めて四季のある日本に生まれて良かったなぁと思う。春がいちばんに好きだ。平賀のさっちゃんが緑が揺れる5月の目黒川に連れてってと歌っていてそれもすこぶるいいなと思うけれどわたしはその前にやっぱり桜がきれいに咲き始めた3月の目黒川に連れてってほしいと思った。

2018/3/13

今日は初めて行く病院で健康診断を受けた。このまえ作った国民保険の保険証。今まで健康診断で引っかかるのは元から低すぎる血圧のところくらいで視力は両方2.0だし何も問題がなかったのに採血で半日以上かかった。血管が細いのと全然浮き出てこないのとで。いやいや嘘だろと思いながら数カ所プスプスされて看護師さんや先生も何人か交代でやっても痛いだけで全然血が取れなくて取れても少しだけ、その繰り返しをしてたらいつのまにか頭がフラフラしてきて採血中にぶっ倒れて即ベッド行き。ほぼ脱水症状に近い状態らしかった。そんなことある?ってことをやらかすのがわたし、ずっとそうだった。中学のときは友達とディズニーに行ったときにアトラクションから降りるときになぜかわたしのシートベルトだけ外れなくてひとり乗り物に取り残されたまま作業場みたいなところに連れていかれてその間乗り物から降りた友達も並んでるお客さんも笑ってて待機時間を大幅に引き伸ばしたし仕事で車を運転するようになって、慣れない道で事故があって通行止めになったから端の道を一本入っていったら迷子になって行き止まりになってUターンしようとしたら田んぼのあぜ道にタイヤを取られて動けなくなって近くの知らないおばあさんの家にお世話になったり。これはわたしの力量のなさもあるか。採血こんなに苦労したの初めてだわって言われてもわたしだってこんなに時間かかったことないんだもの。痛いのやだしやんなっちゃうよ。お昼は朝ごはん抜きでへとへとになった自分にご褒美で久々に大戸屋にいった。家にトマト缶があったので帰ってハヤシライスを作った。自分でつくったのはじめてだったと思う。ハヤシライスって昔は確かそんなに好きじゃなかったんだよな、けどあんまりメジャーじゃない分気になる存在ではあった。ハヤシライス専門店とかあるのかな。夜に観た吉岡里穂のドラマは過去のわたしを見てるみたいで痛々しいくらいで、恋愛と依存の境目ってわかってないと終わりなんだよな〜って核心突かれた気持ちになった。好きだった人とのライン毎日見返してわたしの言い方が悪かった部分と相手が悪かった部分と見直していちいちイライラするけどほんとにいいマニュアルになったと思う。春だから、春になったからちょっと遠出してみたいですね。

2018/3/11

震災から7年が経った。わたしはあの震災で家族や知り合いを亡くした訳じゃないけれどそれでもあの衝撃は絶対忘れちゃいけないと思うし毎年この時期になるとあのときのことを思い出すんだと思う。ちょうど高校の卒業式を控えてて卒業式の練習と二次会の予行練習で学校に通ってる時期で震災の前日わたしは貧血かなにかで珍しく学校で倒れて次の日の二次会の予行練習は中止にしようってことになって震災の日は家にいた。もしなんでもなく学校に行ってたら帰れなかったし他の登校してた子たちと同じように学校で1泊したんだと思う。こういうところもわたしは「もってる」って言われるんだろうなぁ。両親は出かけてて家に妹と二人でいるときに地震が起きて、学習机の上に無造作に並べていたCDがバラバラ落ちてきて妹が発狂してベランダに出て大声で叫んでいた。妹を宥めて二世帯の下に住んでいるおじいちゃんとおばあちゃんのとこに行ったらおじいちゃんが妹に「ゆきは大きい声が出るなぁ」って笑っていた。15時になったから犬の散歩に行かなきゃってなってぽんたさんの散歩に行った。カフカを聴きながら。実家のまわりは市の木でもあるクロマツがいっぱい生えていて1本松の木がかなり上の方からポキッと折れていて横の家の屋根に綱渡りしてたのを覚えてる。知らないおばさんが声をかけてきて危ないから早く帰ったほうがいいですよって言ってきた。夕方お母さんもパパも帰ってきてラジオを聴いたり水を備えたり。次の日はすごくいい天気でみんな家にいてわたしはミドリカワ書房の「ミドシンを聴きながら」って曲をずっと聴いていた。ツイッターを開けば本当か嘘なのかもわからないSOSで溢れていて怖くてタイムラインを追えなくなって、そんななか朗らかなメロディと「それでもわたしは今日も生きている」っていう歌詞だけがわたしを肯定してくれた。今日は夜にNHKで大切なものはなんですかっていう特別番組が生中継でやっていた。日本でいちばん好きな映画監督のひとりである山戸結希が出ていた。一般の人がスマホで撮影した大切なものの動画を編集して紹介していて最後に山戸監督編集の作品が流れた。素材そのものの強さももちろんあったけれど、それ以上に言葉の強さに打ちのめされた。生放送でとても緊張している山戸監督の早口になっても発しようとすることばひとつひとつが作品に散りばめられていた。BGMはスピッツの「ジュテーム?」。わたしが好きな男の子に歌ってほしい曲ナンバーワンの曲。わたしの大切なものが監督と直接結びついた気がして嬉しかった。わたしはいつだって大切なひとを大切にしたいし喜ばせたいし優しくしたいしそれでも根底には困らせたいしいつだって悩みのタネでありたいって思ってる。スピッツのジュテーム?って曲は愛の究極地点だと思ったりしてるんです。大切なもの、友達、趣味、家族、ずっと大切でいれる保証はないけどずっと考えてたいな。

2018/3/9

ダイエットは順調で目標体重まであと1キロ、来月から始める仕事も手に入れて、毎日お昼まで寝てられて、あと数週間のなんでもない日が連なっていて、気持ちにも余裕があって、きっといまの状態がいちばんラクなはずなのにやっぱりずっと満たされた気持ちにはなれなくて。3月、9日、レミオロメン、サンキューの日。大切な人とのラインでごめんって検索するとわたしのごめんしか出てこないほどに自分に自信がないから謝ることしかできなくて、ほんとならありがとうをたくさん増やしたいのに連なるごめんねをスクロールしていると自分が哀れになってくる。自分が悪くないのにわかってあげられなくてごめんねとかわかんないからとりあえず謝るごめんねとかそんなに謝ったって自分を卑下したって手に入れられなかったものってたくさんあるのに。とか考えてしまうくらい過去にとらわれてしまっている。2日間雨が続いて外には出れてなくてわたしの好きな春はどこにいってしまったんだろう。あの空気も気温もぜんぶまとってひとりでなんでもできる気にさせてくれる春。ってこわい、くらいすき。昨日読み終えた最果タヒの小説は気持ち悪いくらいに繊細で、青くて、怖かった。17歳、でずっといたかったわたし。あとがきで書かれた文章が17歳のわたしそのもので少し恥ずかしくなった。女子校に6年もいたから自然と嫌われないように生きてく術を身につけて八方美人でやり繰りしつつも自分のアイデンティティは強くなるばかりで、この学校の生徒は誰も知らないような最高のバンドも映画もわたしは知ってるって思ってたしそれを生半可にいつもつるんでる運動部の女の子たちには教える訳はないと思ってた。今になって思うよ、間違いなく好きなように生きていたけれどそれで良かったんだよ、って。バレー下手っぴでレギュラーになんかなれっこなかったのに、教室の隅のストーブのまえに体育座りしてロッキングオンジャパン開いてる地味めな3人組には目もくれずほんとはそっちに行きたいのに体育館でボールを追いに行ってでもちゃんとそういう子たちとは音楽の話で仲良くしてて、上手だったよ。大人だったよ。って言ってあげたい。中高楽しめた子と楽しめなかった子ってあると思うけれど、楽しめたって言ったら大人になってから出会った友達はみんなうらやましいっていう、もちろん男の子が苦手なわたしにとって女の子しかいない環境が楽しめたっていうのが前提だったのもあったけれど、楽しむための術を必死で守ってきたんだよって言いたかった。あの人にもあの子にも。

2018/3/4

最終面接を受けたところで内定が出た。やっぱりか、って思えるくらい他との手応えが違った。エージェントの担当が電話越しですごく喜んでくれて泣きそうになったと言ってくれた。そうだよだってここ以外いっこもちっとも前に進めなくて何故か業界でいちばんの会社だけ上手くいって。まだ選考の結果が出てないところもあるけどもうここしかないなぁと思う。テレビのCMでも電車の広告でも常に見える会社の名前、ドラマでしか見たことないようなビルの受付から続くゲート、一気に30階以上のフロアに続くエレベーター、ちゃんと似合えるようになりたいな。面接のあと高校の友達と白山の中華屋でごはんを食べてるときに内定の電話が来たからいちばんに報告したのは友達で、このまえは定休日で入れなくて、やっぱり並んで食べた甲斐のあった揚げ餃子もチャーハンも鶏麺も炒め物もすごくおいしくて、そのあといったワインバルでもたらふくお酒を飲んで食べてバカみたいな企みをして、世界でいちばんに好きな女優は素晴らしい賞を取って涙を流してて、ようやく待ってたこの日だって思った瞬間に気づいた、一昨年のはじめに人生で初めて占いに行ってそのときにあなたはいま人生でいちばん悪い時期、大中殺でこれが2018年の2月まで続くって言われたこと。2年間片思いしてた人に勢いで告白して振られて、いいなぁと思ってた人に近づいていったらいつの間にか中途半端な関係になってすぐに捨てられて仕事のやる気もなくなって簡単にやめてニートになって転職活動は全然上手くいかなくてなんでこんなに情けないんだろうってなにもできないで良くなろうっていう向上心も努力もできなくて泣いてばかりでずっとずっと去年から自分の思い通りにいったこなんて全然なかった。運命のせいにしたらそれまでだけどそれでも努力は結果に繋がるとは限らないこととっくのとうに知ってるし天中殺明けてすぐに大好きな春とともにようやくこれだと掴めるものを見つけて人生ちょろいのかもとか人生ではじめて思えるくらい逆に支配されすぎてる人生とは一体ともなるけれど。昨日は行こうとしてたライブには行かなくて今日はお昼過ぎライブハウスに行こうと思う。本を読んでギターを弾いてここのところ外食続きで1.7キロ増えた体重の調整したりした。お腹が空いたな。親には何も言えてない引っ越しの話、初期費用、引っ越し代、馬鹿にならない額だってわかっててもちょっと背伸びしたい。世界でいちばん好きな女優は涙を流しながら曖昧な発音で新学期が始まりますが学校が嫌だったりなんかやってることが上手くいかなくてもやもやしてる人は是非映画界に来てくだい。わたし映画界大好きなんです。一緒に盛り上げましょうって言ってて、それが映画館っていったんだとしてもそうゆうふうに言える人になりたいなと思う。わたしは散々真面目なふりして学校も仕事もダメダメな日は人との約束もサボって映画館にもライブハウスにも行っていた。そうゆう人にしかわからない景色。ちょっとした罪悪感がありながらもクラスメートはだれも知らないわたしだけのお気に入り。楽しみ。神様。その他。誰かを誘いたくなるような、こっちに来たら楽しいよって胸張って言えるような、それが仕事でも趣味でも。そういうふうになりたい。

2018/3/1

春がやってきてうれしい。どうしてこんなに春が好きなんだろう。春生まれだけど特にそこは関係なくて、景色に色とりどりの花が咲いて緑は青くて生命力に溢れてるからか、新しい教科書やノートの匂いか、出会いと別れのドラマか、好きだった人が春がすきって言ってたのが嬉しかったのとか、一昨年に気力で花粉症を克服してからどんどん好きになっている。エージェントに同行してもらった面接はボロボロで本当に自信をなくして気力が無になった。そのまま帰る予定だったけれどエージェントに戻って面接の練習に付き合ってもらった。何回も何回もちがう質問のパターンで練習をして、最後に担当が「全然バカにしてるつもりじゃないんだけど、あなたは頭が冴えるタイプじゃないし不器用だけれどその分ものすごく努力をするタイプじゃん。俺もそうだから。それにさっき違う担当があなたのこと見てて俺に言ってきたんだけど、担当のこと気遣って声かけたりする人他にいないよって。俺もそう思うから本当に最後までトコトン付き合いたいと思うんだよ」って言われて精神的にきてたから涙が止まらなくなった。就活は恋愛に似てるって学生の時からずっと言われてきて恋愛向いてないわたしが面接で自分を上手くアピール出来るわけがなくて落ちる度にどんどん自信なくして褒められてないからちょっとしたことでも認められると涙が出る。そんなに弱っちまったんかな。わたし。次の日はオフにして夕方の17時から朝の5時まで友達とふたりで赤羽で飲んでいた。7軒はしごしていろんな人といろんな話をした。お店の話や魚の話。すごく楽しくてあっという間に過ぎたけれどさすがに家帰って2時間だけ寝てまたエージェントに行くのはキツかった。お昼過ぎからの面接は手応えはさんかく。家に帰って夕飯だけ作って食べて21時には倒れるように眠った。今日はお昼から地元の友達と会ってサイゼで4時間くらい話したあとカラオケにいった。聞く歌も歌う歌日によって違うけれどお互いすきなバンドが一緒だとたのしい。明日は唯一選考が進んでるところの最終面接。頑張りたいな。頑張れるかな。