2018.2.22

兎にも角にも自分に自信がなくて嫌になる。家にひとりでいると自分の嫌なところと過去の大半の悔しかったことが頭の中でいっこいっこ小さな雲を生んでどんどん膨らんで涙が流れるのを止まらなくさせる。悲しいし情けないし落ち込むけれどあんただけじゃなくて多くの人が普通に持ってる感情なんだよって言われちゃえばそれまでだし面接では営業スマイルで明るくポジティブで「前職では朝の7時半から22時までくらいは仕事をしていて土曜日も出勤をしてました」とかガッツを見せて評価されちゃうんだからオンとオフの人間が違いすぎて自分が何者なのかわからなくなる。先週面接を受けた大手の企業の一次面接が通ってやっと一歩前に進めた。うまく話せたと思うし入りたい会社だと思ったから嬉しかったし自信が持てた。でもオフでは妹の誕生日だから家族で焼肉に行こうって誘いを最初は行くっていいながらも前日になって面接の練習が入っちゃったとか大嘘をついでこの前喧嘩した父親に会いたくない気持ちで逃げてしまう。好きだった人がツイッターで自分の歌を解説しているのを見てそれにいいねを付けたりコメントをしてる人のことを蔑みながらわたしの方がずっとずっとこの曲のことをわかってるしずっとずっと好きだしってデタラメな嫉妬で嫌になる。先週友達と観に行った落語はそこまで面白くなかった。寄席に慣れてたからか2つ目だからか若いからか、それでも落語自体に現代のシーンを持ち込むのはズルい。ずっと楽しみにしてたカーネーションとスカートのツーマンはとてもとても良かった。スカートいちばん聴いてたのは3〜5年前くらいで久々にライブを観たけれど思っていた以上に曲ひとつひとつに思い入れがあって同じ場所でワンマンライブがあったときに隣にいた元彼のことを思い出した。澤部さんみたいに大きい声で歌えたらどれだけ気持ちいいだろうねとか話してたこととかメドレー形式の忘れてただけの心地よさ、またあのときと同じ空気を吸いたいから来月のワンマンライブ観に行こうと思った。今日は全然ちがう業界の面接を受けに行った。正直全然興味がないし入る気もないけれどエージェントの担当が社内にエステが完備されてるとかのふざけた理由で紹介してきてエステとか行ったことないけどいいかもですねとか適当に答えてたら書類通ってたところ。超絶文系脳にとってカタカナやローマ字の頭文字を取った単語の知識が多いわけがなく面接官の話してること自体がよく理解できなかったし会社の事業もよくわからなかった。数字に疎い営業マンだったから自分の成績だけで支店の売上とか会社全体の売上とか全然わかってなかった。一応お約束の志望動機を伝えたけれどお互いにハテナだったと思う。女性営業がいなかったことが退職理由のひとつであるのにここでも女性営業いないのなら全く意味がない。ましてや全然興味のないシステムの導入とかよくわからんものだったら尚更。面接官が代わる代わる交代で入ってきてそれぞれ質問ありますか?って聞いてきたのにも困った。入りたくない会社の質問を総勢4人に聞くのもかなりキツかったな。帰りに御茶ノ水から神保町まで歩いてボンディのカレーを食べた。ずっと行けてなかったからやっと。お昼時過ぎても30分並んだ。やっぱりおいしいなぁと思った。果実の甘みとスパイスの辛さのバランスがちょうどよく濃厚でチーズのかかったごはんとも合う。この前下北で入ったカレー屋さんの店長が教えてくれた神田カレーのいろんな話を思い出してまた来たいと思った。そのあと御茶ノ水ディスクユニオンカーネーションの旧譜『booby』を買った。あそこで働いてる解散するまで本当によく観に行ってたバンドのベースはいなかった。夜からのシフトだったのかな。そのあと秋葉原まで歩いてブックオフカーネーションの『天国と地獄』といちばん好きな邦画『人のセックスを笑うな』のDVDを買った。本当はくるりの旧譜も何枚か安くて買いたかったけれどお財布と相談して諦めた。それからタワレコで今日発売のGateballersの新譜を買った。今日の面接で無形商材の営業スキルを高めて〜みたいなことを連発してたけれどわたしが好むもの、お金を払うもの、逆に有形商材で考えるとCDがいちばん割合が高い。食べものもお金を使うけれどある意味無形商材な気もする。このご時世ネットでなんでも買えるのにわざわざCDを買ってしまうのはコレクションのマニア性がそこに偏ってしまったせいだな。